非常用発電機 擬似負荷試験のご案内

擬似負荷試験機とは?

構造

擬似負荷試験機内部はほとんどが抵抗器部分で占められています。この抵抗部で電力を消費し熱エネルギ―に変換します。発熱した抵抗はファンにより強制的に冷却されるため長時間の連続した試験が可能です。イメージは大きなドライヤーのようなものです。

分割型低圧用試験機

サイズ

最新の擬似負荷試験機は、従来と比較して小型化が進んでいます。 低圧発電機の場合は、発電機間近に擬似負荷試験機を設置して仮設ケーブルで接続するため、低コスト短時間での試験が可能です(3時間前後)。

高圧の場合は?

高圧発電機用の試験機も仕組みは低圧用と変わりありません。しかし多量の電気を消費する必要があるため、大型となり車載式となります(4t車/2t車等)。車両搭載の試験機と発電機を仮設ケーブルにより接続します。

擬似負荷試験概要

擬似負荷試験概要

非常用発電機と擬似負荷試験器を仮設ケーブルにて接続します。
低圧発電機の場合は発電機近傍に試験機を設置します。
高圧の場合は車載式の試験機から発電機間に仮設ケーブルを敷設します。
発電機負荷側(二次側)と仮設ケーブルを連結させるため、
擬似負荷試験では施設の停電は必要ありません。

負荷点検前に必要な整備を行います

相互電池産業は擬似負荷試験を行うだけではありません。
長期間適切な整備を実施していない発電機は、高負荷での運転に耐えられない恐れがあり、最悪の場合、エンジン焼き付き等が発生し故障してしまいます。場合によっては修理に高額を要する可能性もあります。
相互電池産業では、必ず専門技術者による各所点検整備を行い高負荷での試験に耐えられる状態であることを確認します。

放置は故障のもと

擬似負荷運転による内部清浄化効果

無負荷運転や軽負荷(~30%)運転で蓄積した未燃焼燃料や、カーボン(煤)は、いざと言う時に稼働した際(高負荷運転)にこれらに着火して火災・爆発を誘発する恐れがあります。
擬似負荷試験では、徐々に負荷率を上げることでこれらを安全に除去することが可能です。

放置は故障のもと

負荷運転を行うことにより、エンジンが動き排気温度が上昇します。これにより未燃焼燃料やカーボン(煤)が除去されます。エンジン自体だけでなく、煙道(マフラー、ダクト等)も350℃以上の温度となるため、煙道内も浄化されます。これらの進行具合は排気の色や匂いでおおよそ判断可能であり、顕著な例としては排気が無色透明になったことが挙げられます。
この内部清浄化効果は、内部の排気温度が350℃以上になることで促進されるため、75~100%の負荷率でないと当該温度に達しないケースが多々あります。

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